2017年1月22日日曜日

アフターレビュー:【3d】決勝"True Master"

設問3-1:準々決勝以降のルールについて<決勝>

【質問】

準々決勝以降のルールはいかがでしたか?
※「準々決勝」「準決勝」「決勝」のそれぞれについて、「このままでよい」「大枠は変えなくてもいいが、少し改良すべきである」「全く別のルールでやるべきである/廃止すべきである」「どちらともいえない」の4つの中から回答。
この記事では決勝に関しての回答のみを取り扱う。

【結果】

このままでよい:18票[47.4%]
改良すべき:18票[47.4%]
廃止すべき:1票[2.6%]
どちらともいえない:1票[2.6%]

<自由回答>
「決勝がいくらでも×し放題だとちょっと見栄えが悪いかと。」
「決勝は問題がちょっとだけ難しい(簡単なのがそれ以前に比べて減った)気がしました。」
「決勝が思わぬ形で大差がついてしまったので、多少のマイナーチェンジがあってもいいかなと思いました。」
「決勝はこの形式だとどうしても差がついてしまう感じになるので、サイドアウトなどを一部で使ってもよかったのかも、と思います。」
「決勝については無茶押しによる誤答でいくらでも試合を引き延ばしてしまえるルールであることが残念だった。とはいえ、改善する方法もなかなかない。誤答決着が発生しないルールにしたかったので、5点差以上ビハインドでの誤答は相手振りという代案を考えたが、かえってビハインド側の無理押しを助長する可能性があり難しい。」

【考察】

まず最初に言っておきたいこととして、片岡さんに非はまったくありません。このルールで劣勢から勝とうと思ったら誰だってそうなります。これはこのようなことを想定できずにルール設定をした我々の責任です。

「2ブロックにわけてそれぞれ1人ずつの勝者(=ブロックヌシ)を決め、最後に戦わせる」というのはどうしても外せなかったことなのですが、そもそも1対1の難しいところって、自分以外に味方がいないという点なんですよね。もし4人で決勝をやっている場合、トップに立っている人から解答権を奪うことのできる人間は自分以外に2人もいる。しかし、タイマンではそうはいかず、相手に解答権を取らせたくなければスルーになるのを待つか自分で解答権を奪わなくてはならない。今回のような+1/-1のルールの場合、一度泥沼にハマると抜け出すのはなおさら難しいでしょう。
なお、このような大差がついてしまった試合でも、2人がどれだけ戦ったかが分かるように、2人の正解数・誤答数は画面に常に表示しました。

自分は誤答による試合終了に対しそこまで嫌悪感を抱いていないので、いっそのこと「誤答は相手に1Pで10~15P先取」でもいいと思っていました。一方、「誤答は解答権移動&問題読み直し」はテンポが悪くなるという理由で最初から視野には入れてませんでしたが、今回のような問題難易度の場合は、このルールの方がむしろ適していると思いました。

クイズ形式の構造のもう一つの視点として、「abc」初期のテニスクイズのような複数セット制の形式も考えられます。こちらは、あるセットで完封されたとしても次のセットに気持ちを切り替えることが可能である一方で、はじめの段階でセットを連取されてしまうと結局一本勝負と同じことが起きるという…。
まぁどのような形式であれ、先に述べたようなタイマン形式そのものが持つ特性がある以上、大きな差がついてしまうのは仕方のないこととして割り切ってしまうべきなのかもしれません。


余談ですが、実は各ステージのタイトル、1人の勝者を決める準決勝・決勝は「Master」、複数人の勝者を決める準々決勝と部屋ヌシが7人いる予選は「Masters」にしております。どれほどの方が気付いているでしょうか…

0 件のコメント:

コメントを投稿