2017年1月19日木曜日

アフターレビュー:【3a】準々決勝以降(「本戦」)全体

続いて、準々決勝以降(以下「本戦」)に関するアンケートです。
今回は、本戦全体に関わる設問を取り上げます。

設問3-2:司会・問読み・正誤判定スタッフについて

【質問】

司会や問読みなどの主要スタッフはいかがでしたか?
※「司会」「問読み」「正誤判定」のそれぞれについて、

「とても悪かった」
「悪かった」
「どちらともいえない」
「よかった」
「とてもよかった」

の5段階から回答

【結果】

・司会
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:2票[5.3%]
よかった:17票[44.7%]
とてもよかった:19票[50.0%]

・問読み
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:1票[2.6%]
どちらともいえない:0票[0%]
よかった:20票[52.6%]
とてもよかった:17票[44.7%]

・正誤判定
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:3票[7.9%]
よかった:17票[44.7%]
とてもよかった:18票[47.4%]

【考察】

まず、司会に関して高評価が多かったのは少々驚きです。
司会が私に決まったのは、11月のリハーサルで本戦の見本を私が他のスタッフに見せた際、試合終了後のセリフの勢いとかが誰も真似できないということで、私に決まってしまいました。実はずっと大会の司会というものをやってみたかったので、内心ガッツポーズをしておりました(笑)。
さて、実際やってみての感想ですが、試合の実況はまだしも、インタビューが壊滅的にヘタでしたね…。まず、聞く事の段取りが全然頭に入っていない。だから訊こうと思っていたことを急遽取りやめたりする。選手の答えに対しうまい返答ができず、「ありがとうございます」ぐらいしか言えない。ここらへんについては自分の才能の限界を晒してしまい、心のなかで半ベソかいてました…。
それでも、自分のできる範囲のことは頑張ったほうだと思います。高評価を頂き、本当にありがとうございます。

続いて問読み。こちらも概ね高評価といったところです。
ただ、私個人としては、もう少し速くてもよかったかな、という印象でした。準々決勝、準決勝は時間制限があるため、慎重になりすぎると出題問題数が少なくなってしまうという問題があります。今回、準々決勝では5分で40問程度、準決勝では15分で60問弱の問題が出題されましたが、どちらもあとすこしだけ多い方がよかった気もします。とはいえ、予選で早口になりすぎてところどころ噛んでいたスタッフもいたので、本戦においては音読の正確性を重視した方がよいのかもしれません。

最後は正誤判定。こちらも特に問題はないようでした。

設問3-3:演出、出題問題について

【質問】

準々決勝以降は、BGMを流したり、パソコンとスクリーンによる得点表示など、予選ではできなかった演出を取り入れました。それらについてどう思いますか?また、準々決勝以降で出題された問題について、どう思いますか?
※以下の5要素
「BGM(試合中以外)」
「BGM(試合中)
「得点表示」
「演出」
「出題された問題」

のそれぞれについて、

「とても悪かった」
「悪かった」
「どちらともいえない」
「よかった」
「とてもよかった」

の5段階から回答

【結果】

・BGM(試合中以外)
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:4票[10.5%]
よかった:22票[57.9%]
とてもよかった:12票[31.6%]

・BGM(試合中)
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:1票[2.6%]
どちらともいえない:8票[21.0%]
よかった:18票[47.4%]
とてもよかった:11票[28.9%]

・得点表示
とても悪かった:0票[%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:0票[5.3%]
よかった:12票[31.6%]
とてもよかった:26票[68.4%]

・演出
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:4票[10.5%]
よかった:11票[28.9%]
とてもよかった:23票[60.5%]

・出題された問題
とても悪かった:0票[0%]
悪かった:0票[0%]
どちらともいえない:1票[2.6%]
よかった:13票[34.2%]
とてもよかった:24票[63.1%]

【考察】

BGMですが・・・はい、メタルギアづくしでしたね。スミマセン。でも1回だけでもいいから使いたかったんです。大会長権限ってことで許してください。第3回東工大オープンでもそうだったのですが、「世界観を統一したい」ということで、同じ出処から何曲も使うことについては躊躇いはありませんでした。ちなみにQF,SFの試合中のBGMは、AブロックはMGS2、BブロックはMGS3というように使い分けました。もっというと、優勝賞品がドッグタグだったのも、ロゴの「NUSHI」のフォント(「HaettenSchweiler」を少し縦長に引き伸ばして再現)も、決勝の前口上に出てきたフレーズ(「敗北者達」「主は2人もいらない」)もMGS由来でした。
音響も予選問読みと同様、リハーサルが本番の日まで一度もできず(部屋備え付けのオーディオシステムが使えなくなったという理由もある)、音量調整をミスってしまった感じがあります。マイクを使用しないタイムレースではさすがに抑えめでしたが、準決勝以降ももう少し音量を小さくすべきだったかもしれません。

得点表示については、「どちらともいえない」すら0票という結果でした。実は、得点表示Excelは私の最も得意とする分野でありまして・・・。視認性の良さと個性を両立させて仕上げました。今回は「ちょっと古いボウリング場のスコア画面」をオマージュしてみました。準決勝でターゲットパネルを「◆」マークで表示していたのは、これが由来です。
この得点表示、実は4月に企画書を書いた時点でもう既に7割ほどは完成しておりました。それほど、私は得点表示Excelを作ることに情熱を傾けております。それは、関数を組むだけにとどまらず、フォント選びも含んでおります。今回は、こちらでダウンロードできる「JFドットjiskan」の16と24を名前用に、こちらでダウンロードできる「PixelMPlus12」を数字用に用いました。

問題についても概ね高評価を頂きました。ただ、これについては少しラウンドごとに述べたいので、続きは次回。

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