2017年1月18日水曜日

アフターレビュー:【2b】予選"Room Masters"(後編)

設問2-6:予選の成績システムについて

【質問】

予選では、試合終了時の正誤数や勝ち抜けの有無などを成績に加味せず、1つの試合内での相対的な順位のみによって得られる「勝ち抜け人数」および「引き分け数」を用いた成績システムを採りましたが、いかがでしたか?
※以下の5つの中から回答。
「勝ち抜け人数と引き分け数で判定する現状の方式でよい」
「勝ち抜け人数と引き分け数を用いてもいいが、いわゆる「勝ち点方式」(例:勝ち=3点、引き分け=1点)にして欲しい」
「正誤数や勝ち抜けか判定かなども考慮した、ポイント制のシステムがよい(適用例:u-4/Quizzes)」
「順位によってポイントが入る方式がよい(例:1位から順に30,20,10,6,4,2,0P、同順位は折半)」
「その他」

【結果】

現状の方式:27票[71.1%]
勝ち点方式:9票[23.7%]
ポイント制:1票[2.6%]
順位点制:1票[2.6%]

<自由回答>
「現ルールだと引き分けの価値が低いように感じるので「勝ち点方式がよい」にチェックしましたが、現行の勝敗表示がルールの明快さによく合っているので、甲乙つけがたいとも思います。」

【考察】

現状の方式でいいという意見が圧倒的に多数でした。
勝ち点方式については、「『○人抜き』よりも結果が直感的にわかりにくい」という理由で今回は取り入れませんでした。ちなみに、今回の予選の結果を「勝利3点、引分1点」の勝ち点方式で並べると、やはり一部順位が入れ替わりましたが、通過者20名のメンツは変わりませんでした。ただ、予選の成績を引き継ぐ準々決勝では、「勝利3点引分1点」を初期スコアとして採用するというのも一つの手かもしれません。
引分けはあまり多く発生しないほうがいいのかどうかは個人的にはまだよくわかりません。ただ、もしあまり引分けを発生させたくないのであれば、勝ち抜けラインを5○ぐらいに引き下げて勝ち抜けやすくし、全問終了後の判定によって順位が決まる選手を少なくさせるという方法が考えられます。

設問2-7:第8節の部屋ヌシ同士の対戦の観戦について

【質問】

第8節では、メイン部屋となる視聴覚室にて部屋ヌシ同士の対戦が行われましたが、ヌシ以外の6組と同時に試合を行いました。
もし、ヌシ以外の試合を先に済ませ、その後ヌシ同士の対戦を観戦することができたなら、その試合を観戦してみたいと思いますか?
※「1:観戦したいと思わない」~「5.とても観戦したい」の5段階から回答

【結果】

1:1票[2.6%]
2:2票[5.3%]
3:7票[18.4%]
4:14票[36.8%]
5:14票[36.8%]

<自由回答>
「ヌシ同士の対戦に興味がないわけではないが、それを観戦するために自分の参加セットが減ったり、全体スケジュールが押したりするぐらいなら観戦できなくてよい。」

【考察】

ヌシ戦に興味を持つ方(4か5に投票した方)が7割を超えるという結果でした。
もっと大きなホールをメイン部屋に使えていれば、まず他の6部屋の試合を済ませ、全員メイン部屋に集合させた後で、部屋ヌシの入場シーンからやってみたいという願望がありましたが、第1回大会ということで、思わぬところで時間がかかるかもしれないと思い、ヌシ戦も他の部屋・他の節同様に進行しました。

…とはいえ、今回、ヌシ戦の動画は一応録りました。参加者の皆様にはエントリーの際に「録画したものを後日ネット上に公開します」とは言っていないため、その動画をネット上に公開する予定はございませんが、今後の大会ではエントリー受付時にその旨を書き、第8節のヌシ戦のみ大会後期間限定で動画を公開する、といったことも検討の対象に入れていきたいと考えております。

設問2-8:予選順位の発表について

【質問】

準々決勝終了後の休憩時間中、全49人の参加者の予選順位を視聴覚室のスクリーンにて発表しました。これについてどう思いますか?
※以下の5つの中から回答
「いい試みだと思う」
「全員の予選順位を公表してもよいが、スクリーンではなく別の方法にして欲しい」
「全員の予選順位を公表するのはやめて欲しいが、メールなどで自分の成績は知りたい」
「全員の予選順位を公表するのはやめて欲しいし、個人成績を知らせる必要もない」
「その他」

【結果】

いい試みだと思う:31票[81.6%]
スクリーン以外の方法:4票[10.5%]
公表せず、メールで知りたい:3票[7.9%]
知らせなくていい:0票[0%]

<自由回答>
「予選順位は自分はまだ問題ないが、下位の人には厳しいことになっていると感じました。」
「事前に対戦相手が全て分かっている点が個人的には斬新でした。個人成績を全て公開するのは成績がふるわなかった人からは反発がありそうですが、次回も続けて頂けたらありがたいかなあと思います。」

【考察】

8割以上の方が、今回行った発表方法でよい、という回答でした。また、「知らせなくていい」という回答は(アンケートに回答した38名の中では)0でした。
どんな大会でも、自分の結果というものは気になるものです。ましてや参加者全員が挑んだラウンドでの成績は、自分がどの位置にいるのかという情報は、伸び盛りのプレイヤーにとっては有益な情報だと思います
この大会をもしクイズ初級者用に開放し、定期的に行うことができれば、自分のはっきりとした実力を知るいい機会になることでしょう。

…とはいえ、下位の方々にとってはやはり自分の成績が全員の前に晒されるというのは恥ずかしいものです。
そこで、次回以降は「大会で発表するのは30位まで」「後日送付する個人成績シートには、自分±3~5位の名前を載せる(予選落ちした人にとって、自分の順位が知られるのは参加者全員ではなく自分と実力の近い者のみ)」といった工夫をしたほうがいいかもしれませんね。

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